2022年3月12日 17:00
希望が見えない助監督の光になりたい… 最終選考に残った映像クリエイター5人の下積み人生
それでは最後に、絶賛受付中のオーディエンス・アワードの投票に向けてアピールしたいことがあればお願いします!
上田さん今回はどの作品も本当にクオリティが高いので、自分の作品だけでなく、まずは全作観ていただきたいですね。そのためにも、普及活動をこれからもがんばります。もし『速水早苗は一足遅い』を観て、コロナ禍で会いたいけれど会えない人に連絡を取りたいと思っていただけたらうれしいです。
近藤さん僕の『脱走球児』は、ビジュアルやタイトルからかっこよくて甘酸っぱい青春映画のように見られがちですが、「ただの青春映画ではないぞ」というのだけはしっかりと伝えたいなと。子どもだけでなく、がんばっている大人にも響くような作品なので、青春映画だと毛嫌いせずに、まずは一回観ていただきたいです。
幡豆さん私は中学生くらいからアニメや漫画を好きになりましたが、当時はアニヲタであることがマイナスイメージなんだと思ってなかなか周りに言えない時期がありました。でも、いまはそれもひとつのアイデンティティとして、大きな声で言えるようになったので、劇中でもそういう気持ちの高揚感を「尊い」という“魔法の言葉”で表現しています。