2022年8月14日 19:00
Novel Core「心の底から音楽がすごく好き」最新作の意義
窓から見える景色にインスピレーションを得て降ってくるようなこともあるので、忘れないようにフレーズをメモしておいたり、メロディはボイスメモに録っておいたり。いざ制作に入ると、プロデューサーさんにそうやって生まれた曲を渡して、一緒にああだこうだ言いながら作っていくのがすごく楽しいですね。
――わずかな音だけが聴こえる8曲目「Skit」が最後の曲の前に入っていますが、どのような意図でしょうか。
この曲には、カセットテープの再生を停止する音のようなものを入れさせていただきました。実は最後の9曲目は最後ではなく、7曲目がアルバムの最後というイメージ。つまり、1曲目から7曲目の再生を終えたイメージで、8曲目にこのカセットの音を入れて、9曲目につながる時間の変化を表現しています。
――そんな9曲目「Untitled(Prod.Yuya Kumagai)」は雰囲気が変わり、アコースティックギターに乗せて歌うバラードですね。
この曲はもともとアルバムに収録する予定ではなく、急きょ増やした1曲です。
制作が佳境に入り、締め切りが迫ってきたタイミングであったワンマンライブで、僕のバンドでギターを弾いてもらっているクマガイユウヤさんにプロデュースしていただきました。