2022年9月7日 18:00
癒しの第一歩は呼吸から? 心の凹みを埋めてくれる、あなたに合った処方箋とは
(小林先生)
感情がニュートラルな状態を保てれば、心を消耗しないで済むが、感情を溜め込むと、心は疲弊するばかり…。「時には感情に任せることも大切です。感情をうまく外に出せない人は、感動的な映画を観て涙を流す、良質なお笑いを見て思い切り笑うといったことを意識的に行ってみましょう。頭でアレコレ考えず、素直に感情を出すという行為によって、呼吸も安定します。ただし、怒りや嫉妬といった負の感情は心を不安定にさせるだけ。ポジティブな感情を意識しましょう」
奥田弘美先生精神科医。産業医として働く人の心身のケアをサポート。日本マインドフルネス普及協会代表理事も務める。
著書に『「会社がしんどい」をなくす本』(日経BP)など。
小林弘幸先生順天堂大学医学部教授、日本スポーツ協会公認スポーツドクター。自律神経や腸内環境を研究。近著に『マンガでわかる自律神経が整う5つの習慣』(宝島社)がある。
※『anan』2022年9月14日号より。イラスト・カラシソエル取材、文・小泉咲子
(by anan編集部)
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