くらし情報『真心ブラザーズ「聴いてくれた人の心が、少しでも軽くなればいい」いまを詰め込んだアルバムの真意』

2022年11月4日 19:00

真心ブラザーズ「聴いてくれた人の心が、少しでも軽くなればいい」いまを詰め込んだアルバムの真意

変、というか個性が強いほうが、芸術の世界は楽ですよね。変な人って、自分で普通だと思わないから、まさに俺のことかも。

桜井僕もアマチュア感覚を失わないところは、変わっていないですね。要するに、「バンドをやるのが楽しい!」というような気持ち。いろいろな遊びがありますが、ギターにアンプをつなげて「おお!」と燃える気持ちはびっくりするぐらい昔もいまも変わらないです。年月を経ても、音楽をやっている楽しみやモチベーションはそのままですから。

変わったことといえば、昔は、バンドメンバーやその仲間だけにウケる音楽を届けようと思っていたところがありました。でもいまは、もうちょっと向こう側に、世の中と自分の間にある窓のようなものに音楽が鳴っているようなイメージがあって。


「これだともっとみんなとコミュニケーションがとれるかな?」という気持ちで音楽を届けているので、それをプロ意識と呼ぶとしたら、やっとプロになりました。ただ、そこに音楽作りにマーケティングが必要だとか数字がどうこうとか言われてしまうと、「それはできません、無理です」となります(笑)。

「明るく、楽しく生きようね」という新作

真心ブラザーズ「聴いてくれた人の心が、少しでも軽くなればいい」いまを詰め込んだアルバムの真意


YO-KING(ヨーキング/Vocal, Guitar)。

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