2022年10月24日 19:00
宇野昌磨の成長と若い世代の台頭に注目! フィギュアスケート、GPシリーズ開幕
北京五輪で銅メダル、世界選手権で優勝の坂本花織は、新しい振付師と組むなどステップアップを志す。夏場はまだ調整などで遅れている面もあったが、シーズンが進むにつれて調子を上げていくはずだ。
紀平梨花も注目の一人。4回転ジャンプやトリプルサルコウを武器とするが故障により昨シーズンは欠場。再起を期す今季、完全に回復したとはいえないが、9月下旬の中部選手権に出場、無事ショート、フリーを滑り切った。ここからの復調を楽しみにしたい。北京五輪で念願のオリンピック出場を果たした樋口新葉(わかば)は、残念ながら怪我で今季すべての大会の欠場が発表されたが、他にも三原舞依、北京五輪に出場した河辺愛菜(まな)など、中堅から若い世代まで期待を担う選手が少なくないのも、日本女子選手の層の厚みを示している。
これからのフィギュアスケート界をリードしていくのは誰か、選手たちの滑りから目を離せない。
宇野昌磨春から夏に数多くのアイスショーに出演、試合で用いるプログラムを滑り込み、仕上げを図ってきた。
鍵山優真初めてロックテイストの曲をプログラムに用いるなど、チャレンジする姿勢を鮮明にしながらシーズンに臨む。
紀平梨花’18年のグランプリファイナル覇者。