2022年10月26日 19:00
豪華すぎ…! 世界遺産で「日本初公開ピカソ」を堪能できる必見の展覧会
とコメント。さらに、「世界遺産にも認定されている国立西洋美術館で、最初の世界巡回展をスタートできることをうれしく思う」と語っていました。
ベルクグリューンって?
『ピカソとその時代ベルリン国立ベルクグリューン美術館展』展示風景
作品を見る前に、コレクターのベルクグリューンをご紹介。
ベルリンのユダヤ人家庭に生まれたハインツ・ベルクグリューン(1914-2007)は、ナチス政権時代に政治的事情でドイツを追われてアメリカへ移住。そこで美術館勤務などをしていましたが、戦後はパリに渡り画廊を経営。ピカソやマティスなどの芸術家や作家、詩人と交流を深め、自らのコレクションを築き上げました。
ベルクグリューンが集めた作品は、1996年に故郷ベルリンのシャルロッテンブルク宮殿に面した由緒ある建物「シュテーラー館」で公開され、その後ドイツが彼の所蔵品をまとめて購入。
2004年、コレクターの90歳の誕生日を記念して、彼のコレクションを展示していたシュテーラー館が「ベルクグリューン美術館」と改名されました。
見たことないピカソがいっぱい!
『ピカソとその時代ベルリン国立ベルクグリューン美術館展』展示風景
本展の見どころは、何といってもピカソ。