2022年11月3日 19:30
ライダー出身俳優・飯島寛騎、田中芽衣は「とても天真爛漫でパワフルでした」
しかも映画初主演なのに、顔に不安な気持ちが一切出ていなくて。芯の強い女性だなと感じました。撮影前に、監督を交え綿密な打ち合わせを行ったため、現場で自然と役に入れたこともお互いにとって良かったと思います。
ーー田代のどのようなところを大事にして演じたいと思いましたか?
飯島さん田代は批判されても夢を曲げません。彼のピュアで頑固なところを見ていただきたいと思いました。また、田代が撮影するシーンでは、作り手として安西みつほという被写体を最高にキレイに撮りたいという気持ちでお芝居していました。
ーー田代と共通点を感じたところは?
飯島さん田代は、頑固で不器用なんです。僕も似たようなところがあります。
ーーそれは飯島さんのプライベートの恋愛面でも同じですか?
飯島さんそうですね。昔から僕は不器用なんです。ただ、不器用ながらも、親からの教えで礼儀と謙虚さは忘れないように心がけています。人はひとりでは生きていけません。何かを指摘していただいたら、「ありがとう」と感謝の言葉を口にするようにしています。それは仕事に対してもプライベートに対しても同じです。
ーーこの作品は、みつほと田代が繰り広げる悲喜劇を通して、失敗してもやり直せるというポジティブなメッセージを与えていると思います。