2022年12月11日 09:00
「日本女性はセンスがいい!」92歳のマリー・クワントが日本を好きだったワケ
もともとオリジナルの展覧会をやっていたヴィクトリア・アンド・アルバート博物館の基本を踏襲しながらも、日本ながらの解釈を加えて、すべての世代の方々にアピールできる内容になっていると思います。
ウルリカさん私はこの展覧会が好きです。すばらしいと思いました。私たちがロンドンで見たのと同じくらい、日本の方々がこの展覧会を楽しむことができるのか、当時の若々しい刺激的な現象や雰囲気を、日本の方々も感じることができるのか、知りたいですね。
私のドレスを見て!
――この展覧会では、1955年から75年にかけてのマリー・クワントの活動に焦点を当てています。anan読者の若い女性たちには知らない時代だと思いますが、そんな女性たちでも楽しめますか?
ウルリカさん私が着ているマリークワントのドレスを見てください!ほら、今でも新鮮でしょ。ミニスカートは、今でも若い世代にうけると思いますよ。ロンドンで開かれた展覧会では、実際に若い世代のモデルさんたちに当時のドレスを着てもらったのです。
ヘザーさんその若いモデルの子たちは、マリークワントのドレスをおしゃれに着こなしていました。当時のドレスにドクターマーチンのブーツを合わせてみたり、白いソックスを履いたり、スニーカーを履いたりして、いろいろ組み合わせていました。