2022年12月11日 09:00
「日本女性はセンスがいい!」92歳のマリー・クワントが日本を好きだったワケ
イギリスでは、約40万人も訪れたという人気の展覧会です。
マリー・クワントは、1930年ロンドン生まれ。25歳の若さで若者向けのアイテムを揃えたブティック「バザー」をロンドンに開き、それまでの伝統的な価値観を打ち破って時代を先導。今では当たり前のミニスカートやタイツ、ジャージー素材のアイテムを浸透させ、当時の女性たちのファッションを一変させました。
本展の開幕に合わせ、マリークワント社元取締役のヘザー・ティルベリー・フィリップスさんと、元モデルのウルリカ・ヘインズさんが来日。
ヘザーさんは、1970年からマリークワント社で広報・マーケティングを担当されたあと経営に携わり、マリーさんとも家族ぐるみのお付き合いをされています。また、ウルリカさんは、1974~75年までマリークワント社のモデルとして活躍。その後、大手ブランドや日本でもモデルを務めていた方です。
お二人に、展覧会の見どころやマリー・クワントさんの魅力などをお聞きしてみました!
なぜ今も人気?マリー・クワントの魅力
――まずは、お二人にお聞きします。日本での展示をご覧になって、いかがでしたか。
ヘザーさんカラフルで遊び心があり、マリー・クワントらしさを効果的に見せていると思います。