2022年12月25日 09:00
津田健次郎の声にゾクゾク…! 臨場感やばすぎの「AR音声ガイド」でアートを楽しめる展覧会
こちらは、三菱一号館美術館と姉妹館提携しているフランスのトゥールーズ=ロートレック美術館から来日した作品で、ヴァロットン作品と比べて鑑賞できる貴重な機会になっています。
音声ガイドもミステリアス!
また、本展の音声ガイドもユニークです。ナビゲーターは、声優・俳優で映画監督などもされている津田健次郎さん。
今回のガイドの一部コンテンツには、最新の空間音響技術「Re:Sense™」が導入され、AR(拡張現実)音声ガイドを体験できます。音の臨場感や人の気配感がリアルに再現されているので、津田さんが背後にいたり、近づいて耳元でささやいたりといった感覚、錯覚を楽しめます。
謎めいた雰囲気が漂うヴァロットンの作品にあわせ、音声ガイドの構成もちょっとミステリアス。不思議な「ネコ」も出てきます。(このネコは、展示室にも出没しているので、見つけてみてください!)
大人の色気を感じる津田さんの声にゾクゾクしながら見るアートは、本当に格別。特におすすめは、薄暗くなった平日夕方の閉館前の時間帯です。人の少なくなった館内で、ひとり静かにガイドを聴けば、ヴァロットンの謎めいた世界にどっぷりひたれます。