2022年12月25日 21:00
ダウ90000・蓮見翔「中学と高校の6年間は一切緩むことなくお笑いを見続けてました」
「このままいったらやばい」って、めっちゃ意識が変わりました。と言いながら、僕は就職もしないまま大学を卒業して、バイトだけをするフリーターになったんですけど……。そこでようやく、ちゃんと焦りはじめて、もう本気でやるしかないと思い、サークルのメンバーたちに「就職せずにプロを目指したいっていう人だけ一緒にやりましょう」と声をかけて、やると言ってくれたメンバーでダウ90000を結成しました。
――就職しないのは大きな決断ですが、どう説得したのですか?
事前に今後の計画や戦略を具体的に書き出して、それを発表しました。僕は月に12本くらいの新ネタを書きます、それをYouTubeにアップしつつ、本公演もやります、売れるまでは客演に呼ばれても出ないでほしいです、その代わり、全員がバイトをやめられるまでは絶対に続けます、とか、そういう。
――ダウ90000の活動ではすぐに手応えを感じられましたか?
YouTubeにアップしていたショート動画に、「女ミルクボーイ」という、ミルクボーイさんの漫才を女性メンバー二人が恋愛ネタに中身を変えてカバーしたコントがあって、それが『芸人雑誌』で紹介されたんです。メディアに出たのはこのときが初めてで。