2022年12月25日 21:00
ダウ90000・蓮見翔「中学と高校の6年間は一切緩むことなくお笑いを見続けてました」
――ゴールデンタイムのバラエティ番組は見てなかったんですか?
母親がドラマ好きで、父親は『報道ステーション』を月曜から金曜まで録画してたんですよ。そのせいで平日の録画機能は両親に占領されていて、唯一土曜の7時は許されたので、『ザ・イロモネア』だけは録画できたんです。だから次の週まで何度も同じ回を繰り返し見てましたね。
――お笑いを見続けるなかで、芸人になりたいとは思わなかった?
ぼんやりとはずっと思ってました。でも、それこそ『ザ・イロモネア』で芸人さんたちが即興でおもしろい芸を次々に披露していくのを見ていると、これは無理だなって。おもしろいことを考えるのは好きだけど、バラエティの世界でプロとしてやっていくのは難しいだろうなって痛感しましたね。
――脚本を書いたり、作・演出をするようになったきっかけは?
高2のときにクラスで映像作品を作ることになって、初めてちゃんとした台本を書きました。それがけっこう評判よくて、高3のときには文化祭の演劇で作・演出をやることになり。
文化祭なので、まぁ何をやってもウケるんですけど、とにかくウケたんです。あれはめっちゃ気持ちよかった。なんなら、これまでの人生で一番ウケたのはこのときかもしれない。