お焼香の流れ、間違えてない? 別れの場面で不謹慎にならない、基本マナーを伝授
人の生涯で最も重要ともいえる別れの場面。服装やお焼香のマナー、声がけの仕方など悲しみにくれるご遺族の前で不謹慎にならないよう細心の注意を払いたい。SNSで人気の漫画の主人公「犬のかがやき」と学ぼう。教えてくれたのは、NPO法人日本マナー・プロトコール協会理事長・明石伸子さんです。
知人が亡くなったと連絡が…。お悔やみ編
Q、お通夜と告別式、どちらに参列すべき?
A、通夜と告別式のどちらかへ。親しい間柄なら両方参列も。
本来、通夜は遺族や親しい関係の人が故人を悼む儀式。
しかし、仕事の都合などで日中に行われる告別式に参列できない人が多いことから、今ではどちらに参列してもよい。また、親族や親しい人の場合は、訃報を受けてすぐ自宅などに駆けつけることも。ただし、事前に了解を得るなど、遺族への配慮をくれぐれも忘れずに。
【お通夜】
親戚や親しい友人・知人は通夜から参列を。最近は、告別式に行けない職場の人が通夜へ行くケースも。また、遺族や故人と親しい場合は、必要に応じて連絡係を引き受けたり、職場代表として手伝いを申し出るなどする。
【告別式】
ご近所や会社関係、取引先の人などあらたまった付き合いの場合は、葬儀・告別式に参列するのが一般的。