お焼香の流れ、間違えてない? 別れの場面で不謹慎にならない、基本マナーを伝授
Q、ご遺族にどのようにお声がけすればいいんだろう…。
A、お悔やみは心の中で。気持ちは一礼で伝えよう。
通夜や告別式の場では、遺族に近寄ってお悔やみを述べるのは控え、黙礼や目礼にとどめる。言葉をかける時は、「この度は御愁傷様です」「心からお悔やみ申し上げます」くらいに。また、関係性が近く、訃報を受けて自宅に駆けつけた場合は、静かな口調でお悔やみの言葉や故人への哀悼の気持ちを伝えるようにする。Q、焼香の作法がわからない…。
A、会場で多いのは立式。
喪主の回数に合わせて焼香を。
仏式の通夜や葬儀で行う焼香は、霊前を清め、故人の冥福を祈るしきたり。気持ちを込めて、ゆっくりとした所作で行うようにする。さまざまな形式があるが、よく見られるのが立礼焼香。遺族が焼香をした後、司会者に促されたら順番に従って行う。回数は、一般に3回といわれているが、宗派や地域、参列者の数などによって異なる。
【お焼香の流れ】
1、僧侶、遺族に一礼
自分の番がきたら、次の人に軽く会釈をしてから霊前へ。霊前の手前で、僧侶、遺族の順にそれぞれ一礼をする。
2、遺影に一礼
数珠を左手に持ち焼香台の前に進み遺影に向かって丁寧に一礼する。