くらし情報『篠原ともえ「ものづくりに真摯に取り組み、内面も磨いていけたら」 デザイナーとしての顔』

篠原ともえ「ものづくりに真摯に取り組み、内面も磨いていけたら」 デザイナーとしての顔

学ぶと、それがデザインに生きてくる。私が実践しているサステナブルなものづくりも、環境への配慮はもちろんですが、新しいことにトライすればきっと素敵なアイデアが生まれるに違いないって思ったからなんですよね。そこからいろいろと学び、一反の生地を余すことなく使い切る着物からヒントを得て、四角いパターンで服を作ることを始めたんです」

さらに、「学びは自信にも繋がる」と篠原さんは言う。

「ステージに立っている時から自分の衣装は自分で作っていましたけど、それを誰かに渡す自信はあの頃はなかった。でもやっぱり、学ぶことで自信がついたんだと思います。オリジナリティだけで勝負していた10代の頃と違って、今はクライアントワークが中心なので、学ぶことは最低限のマナー。プレゼンの時も念入りに調べれば調べるほど、誰より相手を知っているという自信にも繋がりますから」

外見は中身の一部だから内面を磨いていけたら。
その姿勢は、昔から多くの人に愛される篠原さんのコミュニケーション術にも通ずる。


「人がすごく好きなので、愛されるより愛したい…って、KinKi Kidsさんの歌のようですが(笑)、デザインと一緒でその方について事前に学んだり、リスペクトを持って接することは大前提。

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