マンション管理人が教える! 知らないと絶対に損する「賃貸物件の特徴」
進学、就職、異動で賃貸物件を探しているというかたも多いのではないでしょうか?毎日過ごす家だからこそ、絶対に間違った選択は避けたいし、損はしたくないですよね。不動産営業の経験があり、現在はマンションの管理人を務めるカミナカさんに、物件探し時に気を付けるべきことを教えてもらいました。
マンション管理人直伝!気を付けたほうがいい物件の特徴
【マンション管理人が教える賃貸物件のあれこれ】vol.1
――物件を探していると、契約時に「敷金」「礼金」が必要なところがありますが、あのお金って一体何に使われるんですか?
カミナカさんまず、敷金から説明しますね。通常、敷金は退去時のお部屋のクリーニングやリフォーム代として充てられます。これらの代金は、通常は敷金内で収まり、差額は返金されます。また、敷金は預り金なんです。なので、入居したものの、何らかの理由で家賃を滞納してしまった場合、まずは敷金から家賃をお支払いいただくことがあります。その場合、退去時のルームクリーニング費用等に不足が生じれば、別途請求されます。
礼金は、その物件の家主に対するお礼金です。このお金は、退去時に返金されません。以前は、賃貸物件に入居する際、借主が家主に対して「お世話になります」