マンション管理人が教える! 知らないと絶対に損する「賃貸物件の特徴」
このような時期は、わざわざ賃料を下げなくても賃貸契約に結び付く物件が多いので、家賃を下げない場合が多いと思います。とはいえ、賃料を下げる下げないは全て家主の意向次第。家賃交渉をされることを見越して少しだけ高めに設定している人もいれば、その時の空室率によって対応が変わる人もいれば、絶対に交渉に応じない人もいます。個人的にはダメ元で交渉するのをオススメします。
――物件を探す時に、絶対にチェックすべき見逃しがちなポイントってありますか?
カミナカさん2つあって、ひとつめは可能な限り、夜にその物件の周辺の状況を確認することです。街灯の数や明るさなど、夜にならないと分からない状況を知っておくことがオススメです。そして、もうひとつは、物件見学の際に必ず共用部をチェックしておくこと。物件を見に行く時って、気持ちがお部屋だけに向いていることが多いと思います。
だけど、マンションのエントランスやエレベーターホール、廊下、ゴミ置き場等の共用部がキレイな物件は、家主さんがきちんと管理している場合が多く、逆に汚れが目立つ場合は、管理が甘い物件が多いと思います。管理がしっかりしているほうが、困りごとが生じた際に家主に相談しやすく、安心して暮らせるのではないでしょうか。