おみくじはたまに読み返そう! しいたけ.さん流、良きメッセージを受け取るコツ
「占いもそうですが、言われたことをすべて瞬時に理解して納得できるわけじゃないですよね。時間が経ってわかる場合もあれば、ずっとわからないことだってある。そうした曖昧で頼りないものを手繰り寄せていくには、周囲の雑音に惑わされない静かな心が大切。僕なりの言い方をすれば、心に神社を持って自分自身と向き合っていった先に、メッセージが浮かび上がってくるイメージです」
不安定な世相を反映して、周りを支配するような圧を持った言葉やこちらを焦らせる強すぎる幸せアピールといった「負のメッセージ」があふれているのも現代の特徴。揺らがない自分を持つことは、そうした声に侵されない強さにも。
「メッセージを量産している人の中には、人より優位に立って自信を回復させたいという気持ちもあると思うんです。『いいことを言ってやるぞ』と狙っている人や発言に悪意が感じられる人には近づかないほうがいい。無駄にダメージを負ったり怪しい話に巻き込まれたりしないためにも、客観的な見極めが必要です」
しいたけ.さんの経験では、転機となるようなメッセージを授けてくれるのはだいたい、利害関係のない人。
しかも本人は「私そんなこと言った?」