竹野内豊は『イチケイのカラス』入間みちおに似ている? 斎藤工&向井理が明かす
東京地方裁判所第3支部第1刑事部を舞台に、自由奔放なクセ者裁判官・入間みちおと、彼に振り回されながら真実を求め奮闘するメンバーを描いたドラマ『イチケイのカラス』が映画になってカムバック!出演する竹野内豊さん、斎藤工さん、向井理さんに、作品のことからお互いの関係まで深く伺いました。竹野内さんと入間みちおの共通点も明らかに?
――竹野内豊さん演じる主人公の入間みちおは、法廷一のクセ者裁判官で、人気のキャラです。改めて感じる魅力を教えてください。
竹野内豊(以下、竹野内):一見すると、常に周囲を振り回しているように見える人ではありますが、実はただ振り回しているのではなく、それによって周りにいる人が頑張って手にした成果を、必ず何倍もの結果としてお返しする。しかし、そうあるためには、リスクを覚悟のうえで、強い信念を貫き通さなければならず。それってそう簡単にできることではない。飄々としていて、楽観的な印象がある一方で、とても冷静に、常に俯瞰から物事を見ているところが魅力だと思います。
――ドラマのレギュラー陣に加え、劇場版では、新たに参加した顔ぶれが豪華でした。
なかでも、人権派弁護士・月本を演じた斎藤工さんと、最年少の防衛大臣・鵜城を演じた向井理さんは、強いキャラクターで物語を引っ張っていく重要人物ですが、お二人の印象は?
竹野内:斎藤さんとは、これまで何度もご一緒していて「また会えたね」