心をえぐられる人が続出!? 辻村深月・小説『傲慢と善良』の感想と魅力をトーク!
S子1回目に読んだ時は、真実を捜す過程で描かれる、マッチングアプリでの出会いに疲れた架の気持ちに共感することが多くて。メッセージを送り、会って、違った…の繰り返しとか。
M子コピペしたメッセージを送ったりしてたな(笑)。本当疲れるよね。
S子待ち合わせまでして来ない人とかもいて、多分、実物を遠くから見て好みじゃなくて、帰ったんだと思う。やり切れなさを抱えながら、待ち合わせ場所近くの新宿末廣亭の周りを一人でグルグル歩き回った思い出…。
M子落語を聴いて癒されてほしかったわ(笑)。そんな奴はいいやと思う一方で、しっかり傷ついている自分がいるんだよね。
ジャッジメントをされるのは本当にメンタルと自尊心を削られちゃう。
W子読者のみんなが震え上がったであろう、結婚相談所の小野里さんっているじゃない?彼女の「自己評価は低い一方で、自己愛のほうはとても強い」という言葉の破壊力は本当にすごかったな〜。泣くかと思った。
M子わかる〜!自分がうまくいかない原因はそこだなと気づかされて目から鱗。辛すぎたけど(笑)。あと、小野里さんといえば、相手に対して〝ピンとこない〞とはどういうことか、という疑問への回答も恐ろしかった。