“狂気のラブストーリー”主演の見上愛「共感した人は教えてほしい (笑) 」
と思って、検索しました(笑)。仏像のような神秘的な微笑みだと知って、なるほど、と思いましたね。アルカイックスマイルもそうですけど、迫力が必要だと思うシーンの表情は原作をお手本にしたりしました。
――実際、自分が日和と似ているな、と思うところは?
見上さんそれが、最後まであまり共感するところがなくて…。まず、私はあんなに人を振り回せないです(笑)。でも客観的に見て、そういう状況だったらそうなるよな、って理解できるところはたくさんあるんです。子どもの自分を抱えたまま大人になっちゃって、「愛されたかった」という気持ちが複雑化しているけど、そのことに気づけていないんだろうな、と思って。今回は共感というよりも、客観的に日和を見られたからこそ演じられたんだと思います。
――ドラマのキーワードが“狂気のラブストーリー”ということですが、そんな恋愛についてはどう思いますか?
見上さんこの作品の中では、日和も海路もお互いに振り回し合っているんですよね。海路も「振り回されてます」って感じを出していますけど(笑)、実際はめちゃくちゃ自分勝手だし。私はどうしても相手のことを考えちゃうからできないし、やられたらイヤだなと思います(笑)。