もしも“推し“に道を聞かれたら…!? 藤井美菜、オススメの語学学習法を伝授
話せなかった挫折と伝わる喜びを交互に感じながら、ステップアップしていった感じです」
俳優ならではのこんな勉強法も。
「一人で勉強しているとイントネーションや発音の正解にたどり着かないので、ドラマや映画を観てセリフを真似したりしていました。日本人が発音しづらい音は、特に舌の動きを意識して何度も繰り返し練習していましたね。私が尊敬するソン・イェジンさんが主演する映画『私の頭の中の消しゴム』は、5~6回観たんじゃないかな」
契機になったのは2011年。ドラマ『恋するメゾン。~Rainbow Rose~』のオーディションで、“韓国語が話せる日本人”役を勝ち取った。
「趣味の一つだった韓国語が仕事に繋がるなんて夢にも思っていませんでした。頑張っているといいことがあるんですね。
『恋する~』の撮影の時に2か月、’19年には『ドクター探偵』の撮影で1年、実際に韓国に住んだりもしました。撮影現場では監督をはじめ、スタッフの方々とのやり取りは全て自分で。けど、初めは通じないことも多くて、“生の韓国語”に触れる大切さを改めて感じました。韓国は台本が直前に変わることもしょっちゅう。事前に台本を読み込み、発音も完ぺきに仕上げていったのに、現場に着いたら新しい台本を渡されて泣いたこともありました。