『silent』でも活躍! 鈴鹿央士「まだ23歳ですし、いろんなものを吸収していきたい」
長澤さんは緊迫するシーンが多い中、僕にすごく気を遣ってくださっていたのに、申し訳なかったです。
――撮影はだいぶ前でも、後悔が残り続けているんですね。
鈴鹿:1年以上前ですけど、残っていますね。完成作を観て思い返すこともあるんですけど、それも大体は反省です。
――以前ご登場いただいたインタビューで、「役をいただいたからには、僕が演じる意味を常に探したい」と話していました。介護がテーマになっている『ロストケア』では見つかりましたか?
鈴鹿:僕の世代は、もちろん介護をしていらっしゃる方はいますが、まだまだ親が元気です。そんな世代の僕が、映画から受け取ったメッセージを椎名という役を通じて届けることで、テーマを身近に感じてもらい「自分だったらどうしよう」と考えるきっかけになればいいなと思いました。
――放送終了からしばらく経ちましたが、ドラマ『silent』について伺いたいです。
今、多くの人の心を掴んだこの作品にどんな想いを抱いていますか?
鈴鹿:自分が出た作品のひとつとして、僕の中に大切にしまってあります。たくさんの方に見ていただけて、嬉しい作品になったけど、まだまだ人生の集大成というわけではないですし、そこばかり見ていても前に進めないかなって。