Nissyが挑んだ、ソロアーティスト史上2人目の6大ドームツアー。
そんな中でも、エンタメって絶対必要だからやらなきゃと思った」と、アルバムを制作し、ドームツアーを決断した心の内を明かす。自分の生活もずっと1人で孤独との戦いだった中、歌詞が思い浮かばないという辛い経験もあったというNissyさん。そんな時、自分を救ってくれたのもやはりエンタメだったという。
「偶然YouTubeでチョコレートプラネットさんのコントを見たんです。それは『静かにしろ』っていうコントで。僕ら、静かにしなくてはならない環境だったときに『静かにしろ』がこんな風に笑いになるなんて、こんなエンタメがあるんだって本当に、素直に救われて。今回のアルバムには、うまくいってないことをベースにして、それをエンタメにして、どうやったら、皆さんに楽しんでもらえるか考えました」。試行錯誤の中、世に生み出されたのが、2017年から約4年半ぶりとなるアルバムだった。
「コロナ禍で起きた出来事に関しては今後、教科書に載るけど、エンタメは教科書にほぼ載らない。だったら、自分のアルバムを手にとってくれた人が10年後になぜこんな展開のストーリーだったんだろうと思った時にああ、そういえば10年前に(コロナ禍が)