「iDeCoを始めよう!」お金の教科書Vol.17 #リアルボイス
一般的に、厚生年金制度や勤務先の年金制度がある会社員や公務員などは上限額が低く、自営業やフリーランスなど厚生年金がなく老後資金を自分で準備する必要性が高い人ほど上限額が高く設定されています。
好美:働き方で異なるんですね。
西山:掛け金が大きいほど掛け金の全額所得控除による節税効果は大きくなりますが、あくまで老後資金が目的の制度なので、原則60歳までは現金化できません。
好美:なるほど。必要な時でも現金化できないのは要注意ですね。
西山:なので結婚資金や住宅購入など、大きな出費がどれだけありそうかを考えて、必要になる預貯金を見積もったうえで無理のない金額を掛け金として設定するのがおすすめです。
好美:うむむ…。悩みますね。
西山:掛け金の額は年1回なら変更できるので、ライフプランに応じて変えてもいいと思います。
好美:ちょっと安心しました。まずは口座を開設して、早速やってみようと思います!
POINT1:所得税や住民税が減り、手取り収入アップ!
積み立てた掛け金は全額所得控除になるため、節税効果が。年末調整や確定申告により、払いすぎた所得税が戻ってきたり、翌年からの住民税が減ったりする。