考察合戦も白熱! 初の女性主人公で話題『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の魅力とは!?
スレッタが追試を手伝ってくれる仲間がいなくて困っているのをミオリネが助けたり、スレッタも不器用なりにミオリネを元気づけようとしたりして、観ていると、尊い気持ちに。
青柳:時には協力関係、またある時はライバル関係と、女性アイドル好きも『水星』は刺さるかも?物語の序盤では、エランとスレッタ、グエルとスレッタといった男女間の描写が先行気味で、二人は女性同士の婚約者という設定ですが、恋人同士としては描かれていない。私は二人にこの先、恋愛関係になってほしいけど……!
渡辺:私は物語のラストまでは恋愛関係にならなくてもいい派。今のバディ感が好きだから。『水星』はキャラクターの関係性以外にも、「ベネリットグループ」内の企業間の腹の探り合いがあったり、ミオリネがスレッタの危機を救うために学生起業家となって会社を立ち上げたりと、企業ドラマの要素があるのも斬新ですよね。
青柳:長年ガンダムを観ている友達もそこに驚いていました。イデオロギーの衝突を描く上で、宇宙規模の争いよりも、企業同士の競争や社内政治のあれこれの方がリアルに感じられる人は多いのでは。
渡辺:そういう意味でも、大人でも『水星』を楽しめるはず。