対人関係をよくするコツ15選!【専門家直伝】人付き合いが円滑にラクになる方法
頼みごとは「Iメッセージ」で伝える
松橋さん「Iメッセージ」とは、「I(私)」を主語にしたメッセージで、いろいろな場面で応用できる伝え方。「相手を嫌な気持ちにさせることなく行動を促す際の基本なので、覚えておくと便利です。たとえば『部屋を片づけておいて』は、相手が主語になったYOUメッセージなので言われると命令されているように感じると思います。では『部屋を片づけてもらえるとうれしい』だとどうでしょうか。Iが主語で、表面上はただ自分の要望を伝えているだけなのに、相手は快く動いてくれるのです。
誰しも命令されて動くより、自発的に動くほうが気持ちがいいはず。ほかに「(私は)助かる」「(私は)安心できる」など、自分の感情を伝えるメッセージに変換して伝えると、人間関係がスムーズに。
要望は、ゴールを明確にする
大野さん相手を気遣うあまり回りくどい表現になったり、選択肢を与えたほうがなんとなく親切なような気がしますが、それがかえって混乱を招いて相手を困らせ、結果的に自分の首を絞めることに。要望が決まっているのであれば、いつまでに、どうしてほしいのか、希望は何なのかを明確かつ穏やかに伝えましょう。