『鬼滅の刃』主題歌は「絆を意識した」MAN WITH A MISSIONジャン・ケン・ジョニーが語る新曲
そのなかでとくにオルタナ、ギターロックが好きだったんです。つまり、いろいろな音楽が混在している「あの時代のファン」というのが、言葉として正しいのかなと。90年代の音楽そのもの、アメリカやイギリス問わず、さまざまなアーティストに影響を受けました。
――ジャンケンさんは作詞作曲や、ギターも弾かれるわけですが、楽器自体にはいつ頃から触れていたのでしょうか。
最初に触った楽器は、ギターもあるんですが、実はクラリネットも演奏したことがありますね。そのときはクラリネットなどの管楽器などをはじめとしたクラシック音楽に興味があったんです。
――クラシックからロックまで知識があるスゴいオオカミですね。そもそもジャンケンさんが音楽の道を志したきっかけはなんでしょうか。
いちリスナーとしてバンドの音楽に興味を持ち始めたときに、見よう見まねでギターを演奏してみたり、歌を歌ってみたりしたことがあって、「非常に自分に合っているな」という感覚を覚えました。ほかのことに手を出すこともあったなかで、一番しっくりきたのは、やっぱり音楽をやっているとき、バンドをやっているときだと確信した記憶があります。そして自分が聴いているバンドさんが、海外のフェスで何十万というお客さんを自身の楽曲やメッセージで熱狂させているそのさまを見たときに、「いつしか自分も彼らみたいになりたい」