くらし情報『経済的に厳しい家庭で育った過去…パックン「お金がないから人生つまらないと思ったら負け」』

経済的に厳しい家庭で育った過去…パックン「お金がないから人生つまらないと思ったら負け」

「朝5時に起きて、玄関に届けられた新聞に広告を1つずつ折り込んでから、自転車に乗って配達に行くのですが、初めて配達した数は44軒でした。たくさんの新聞を配ればそれだけ収入が増えるので、どんどんコツをつかんでいき、12歳の頃には125軒も配れるように。そして、高校生になり、もっと配達数を伸ばすために、免許を取得して、16万円の中古車を購入。車で回ったことで、なんと445軒も配れるようになったんです。これこそ工夫と賢い出費そのもの。ついでに働くことの喜びも得ることができました。プライベートでも工夫して遊ぶことを楽しんだ。たとえば友達とスキー旅行をする時は、リフト券が安くなる15時以降から参加するんです。
その時間になると雪山は暗いし、アイスバーンができるから、コンディションが劇的に悪いけれど、そのおかげでスキーがみるみる上達した(笑)。遊ばないという選択肢をとるのではなく、遊ぶためにどうするかを考えてばかりいましたね。だから公園や山など、お金がかからない場所に友達を誘って、フライングディスクを3時間も投げ合ったこともある。お金がないから人生つまらないと思ったら負け。お金はなかったけれど、僕ほど人生を楽しんでいる人はいないと思いながら生きてきました」

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