くらし情報『不動産会社の女性経営者が教える! 選んではいけない「1人暮らし物件」と入居法』

2023年5月28日 19:30

不動産会社の女性経営者が教える! 選んではいけない「1人暮らし物件」と入居法

山手さん初期費用をとにかく抑えたいという人は、”敷金礼金がゼロの物件”、または”フリーレント付の物件”を選ぶといいです。敷金と礼金の費用は、それぞれ家賃1か月分、多いと家賃2か月分を支払うことが一般的。敷金礼金なしの物件を選ぶと、数十万円の初期費用を抑えることができます。ただ、敷金と礼金が高額な物件は、初期費用が高くても入居者が決定するだろうという自信がある物件だということ。人気物件の可能性が高いという見方もあります。

――敷金礼金がゼロの物件とはなんですか?
山手さん通常は2~3か月分かかる敷金礼金をゼロにすることで、お客様が初期費用を抑えられ、入居しやすくしている物件のことをいいます。賃貸物件は、退去時に入居時と同じ状態で返す義務があるため、退去時にはクリーニング費用や修繕費などが発生します。その際の費用を、大家さんにあらかじめ預けておくお金が”敷金”。
使われなかった差額は退去後に返還されます。初期費用が抑えられるメリットがありますが、敷金がゼロだったとしても退去時にかかる費用は変わらないため、別途支払うことになり、お得ということではありません。

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