くらし情報『「日本のアニメ界は優秀な作家が多い」 世界的児童書を初アニメ化したフランス人監督が言及』

「日本のアニメ界は優秀な作家が多い」 世界的児童書を初アニメ化したフランス人監督が言及

いまの日本のアニメ界は、本当にバラエティ豊かで、優秀な作家たちが多く存在していると思っています。

一時は、「スタジオジブリの宮崎駿監督のあとがいないのではないか」と危惧したこともありましたが、なんてことはない。すでに新しい世代にちゃんと受け継がれているんだなと感じます。

―日本の作品で影響を受けているものはありますか?

フルドン監督アニメではないのですが、私は河瀨直美監督の『あん』。日本特有の感性というか、まるで時間が止まっているかのような独特な時間軸があっていいなと感じています。

幸せは待っていて手に入るものではない

「日本のアニメ界は優秀な作家が多い」 世界的児童書を初アニメ化したフランス人監督が言及


―原題には、「幸せになるために何を待っている?」という副題が付けられていますが、おふたりが幸せになるためにしていることがあればお聞かせください。

マスブル監督僕は「幸せというのは待っていて手に入るものではない」と考えているので、幸せは探しに行けなければいけないし、そうなるように努力も必要だと思っています。そして、重要なのはさまざまな経験をしたあとに、それを人とシェアすること。
本作でもトラウマ的な幼少期を過ごしたサンペが見事に回復した様子を描いていますが、その経験を共有することでそこに幸せが生まれるのです。

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