望海風斗「共演者の方々と心を通わせて、お芝居をみんなで作り上げていく作業が好き」
辞めてからゆっくり考えればいいやって思っていたんですよね。でもコロナ禍になり、舞台が止まって考える時間ができた時に、やっぱり舞台に立ちたいと思ったし、そこでファンの方とお会いすることが、何より好きなんだって自覚したんです。
――現在の事務所の先輩は映像作品で活躍されている方が多いですが、映像より舞台だったんですね。
入る前にお話しさせていただいている時から、舞台と歌はやりたいですということはお伝えしていました。その上でお世話になろうと思ったのは、自分が想像していなかったようなことにもチャレンジできると思ったからです。
――ラジオ『望海風斗のサウンドイマジン』や、Spotifyで配信された『望海風斗のほろ酔いアワー』のような声のお仕事も、そのひとつなのかなと思いますが。
それに関しては、思っていた以上に反響が大きくて嬉しいです。姿が見えないからこそ、楽しんでもらえるようにどうしゃべるのがいいのか、日々勉強しています。
――ラジオの中で話されていて意外だったのが、退団後に結構焦りを感じていたとおっしゃっていたことでした。作品選びから、出演された舞台のクオリティまで含めて、ファンの期待以上のものを見せてくださっているだけに…。