義母に“家政婦扱い”されています… 30代妻を苦しめる「義母の過剰な要求」【前編】
30代の美樹さん(仮名)は、義母が骨折したことにより、ケガが治るまで家事のサポートを義実家から頼まれたそうです。最初は遠慮していた義母も、徐々に美樹さんへの要求が過剰になっていき…。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、30代妻を苦しめた義母のエピソードをお届けします。
まるで使い勝手のいい無料家政婦… 義母の過剰な要求に耐える日々
「義母がケガをしたと聞いたときには心配したのですが、実はケガはそこまで大したことはなかったんです。けれど年齢もあって回復が遅い様子だったので、近くに住んでいる私が仕方なく手伝いをすることになりました。
最初は遠慮がちだったのに、義母の要求はどんどん過剰になっていって、たとえば行列に並ばないと買えないものを頼んだり、『お肉はこのお店。野菜はこのお店』と複数のお店をはしごさせたり…。まるで私のことを使い勝手のいい家政婦と思っているかのように、好き勝手な要求をたくさんされました。
それでも、義母はケガをしているのだからと、過剰な要求も受け入れようと努力していたんです」
しかし美樹さんは、仕事に家事に義実家のサポートにと無理がたたったのか、体調を崩してしまいます。