不動産会社の女性経営者が教える! やってはいけない「1人暮らし物件探しのNG行動」
――続いて、閑散期に物件を探す際の注意点やデメリットについて教えてください!
デメリット1.「物件数が少ない」
平出さん繁忙期に比べると、物件の入れ替わりが少ないため選べる物件数が少ないです。人気の物件は繁忙期に埋まってしまい閑散期には募集が出されないことも。希望通りの物件の募集を待っていても、なかなか物件情報が出てこない時期ではあります。そのため、スピード感をもって、物件を探したい場合はやめておいた方がいいでしょう。繁忙期、閑散期に限らず、気になる物件があったらすぐに内見して、いい物件を逃さないことが大切です。
デメリット2.「新築物件が少ない」
平出さん新築物件は、繁忙期の1~3月に合わせて入居者を募集できるようにスケジュールされている場合が多いです。閑散期には埋まってしまい選択肢が少なくなるため、新築物件を希望する人にとっては繁忙期の方が適した時期といえます。実際に、”譲れない希望条件がいくつもあったけれど、閑散期に探したからか新着物件がなかなか出てこなかった。
でも引っ越しの期限が迫っていたから、結局妥協して選んでしまって後悔した”という人も。どうしても譲れない条件がある場合は、多くの物件をチェックできる繁忙期の方が、希望通りの物件に巡り合う確率は高いです。