脱・優等生ヒロイン像の確立も! 「朝ドラ」を変えた歴代ヒロインたち
は、東京で漫画を描いている茂(向井理)と結婚。どん底生活をものともせず、逞しく生きる。
朝ドラを変えたヒロイン『カーネーション』
社会的規範より恋心を貫いた画期的名作。
糸子(尾野真千子)は、20歳で洋裁店を開業。夫を戦争で亡くした後、妻子ある周防(綾野剛)を店に置き、不倫関係に…。モデルは、コシノ三姉妹の母親。
朝ドラを変えたヒロイン『あまちゃん』
宮藤官九郎脚本で視聴者層を拡大!
高校生のアキ(能年玲奈)は、祖母に憧れ、海女を目指す。やがて、親友のユイ(橋本愛)とご当地アイドルに。“じぇじぇじぇ”はその年の流行語大賞を受賞。
朝ドラを変えたヒロイン『カムカムエヴリバディ』
3世代の女性たちが、自分らしく生きる。昭和、平成、令和の3つの時代を安子(上白石萌音)、るい(深津絵里)、ひなた(川栄李奈)が試練にぶつかりながらも、恋に仕事に懸命に生きていく。
Turning Point
1、脱・優等生ヒロイン像の確立。
朝ドラのヒロインといえば、長らく“清く正しい、明るくて前向きな優等生”だった。そのイメージを大きく一変させたヒロインとして、テレビドラマ論が専門の早稲田大学文化構想学部教授の岡室美奈子さんが挙げるのが『カーネーション』の糸子。