くらし情報『「会社員でもできる節税」お金の教科書Vol.29 #リアルボイス』

「会社員でもできる節税」お金の教科書Vol.29 #リアルボイス

と医療費控除は併用できないので注意。

未知子:今年は歯医者さんくらいしか病院には行ってないです。

高山:1年間の医療費が10万円を超える場合は、どちらがお得かシミュレーションしてみるとよいですね。

未知子:やった!会社員でもできる節税ってあるんですね!

高山:会社員の所得税は、まず「税込み年収」から「給与所得控除」を算出。所得税は、そこから「所得控除」を引いた金額にかかる。つまり、「所得控除」が多くなるほど、所得税が減るわけです。下に挙げたように、「所得控除」を受けられる項目は身近なところにもあるんですよ。

こんな所得控除がある!
【医療費控除】1年間の医療費の合計を、家族分も含めて計算を。

自分に限らず、家族を含めて病気や怪我による通院、歯科治療などにかかった費用が控除される(1年間で医療費が10万円を超えた場合(※)。上限控除額は200万円)。その費用には、介護や妊娠・出産も含む。※総所得金額等が200万円未満の人は総所得金額等の5%。

医薬品の購入費が年間1万2000円超なら要チェック!
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