くらし情報『尾上右近「絶対後悔させません」 おすすめの“古典歌舞伎”10演目を解説!』

2023年10月1日 19:30

尾上右近「絶対後悔させません」 おすすめの“古典歌舞伎”10演目を解説!

歌舞伎を観るならまずはコレ。尾上右近さんおすすめの古典歌舞伎10演目をご紹介します。

【連獅子(れんじし)】

歌舞伎といえば毛振り!勇壮な姿に釘付け。

目次

・【連獅子(れんじし)】
・【春興鏡獅子(しゅんきょうかがみじし)】
・【京鹿子娘道成寺(きょうがのこむすめどうじょうじ)】
・【弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ) 白浪五人男(しらなみごにんおとこ)】
・【夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)】
・【東海道四谷怪談(とうかいどうよつやかいだん)】
・【め組の喧嘩(めぐみのけんか)】
・【義経千本桜(よしつねせんぼんざくら) 川連法眼館(かわつらほうげんやかた)】
・【俊寛(しゅんかん)】
・【実盛物語(さねもりものがたり)】


尾上右近「絶対後悔させません」 おすすめの“古典歌舞伎”10演目を解説!


文殊菩薩の霊山。獅子頭を手にした狂言師の右近と左近が現れ、親獅子が我が子を谷底に突き落として這い上がってきた子だけを育てるという、獅子の子落とし伝説を厳かに舞い始める。舞い終えたふたりが胡蝶に誘われ場を去ると、現れたのは法華宗の僧と浄土宗の僧。旅の道連れとなるが、互いの宗派を知った途端、言い争いに。そのとき一陣の風が吹き、親子の獅子の精が現れる。


毛振りを見ると清々しい気持ちになります。
歌舞伎のジャンルのひとつとして、踊りで物語を表現してゆくのが舞踊。

「基本的に舞踊は、始まって終わるまでに物語が完結するうえ音楽劇的な要素もあり、誰にでも観やすいジャンルだと思います。その中でも『連獅子』は、多くの人が歌舞伎と聞いてイメージする“毛振り”があり、華やかさや迫力も含め、観て面白い演目だと思います。獅子はもともと能に端を発していますが、それが毛を振るというのは歌舞伎にしかない演出。あの毛を振る間の歌舞伎俳優の心境というのは、ど派手なパフォーマンスを見せてやろうというのではなく、心静かに経を唱えているような感覚。

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