真飛聖、稲垣吾郎の一言に「なんて男前なんだ…」 横山拓也書き下ろし舞台で共演
:えっ、もうそんなに経っているんですか?
稲垣:初共演は2012年だから、もう10年以上。
真飛:その頃の私、ピチピチしてました?
稲垣:当時から全然変わってないですよ。あのときの『恋と音楽』のシリーズはミュージカルで、僕は単独主演のミュージカルなんて初めてだったから、真飛さんにものすごく助けていただきましたから。
真飛:それはこちらもです。私は宝塚歌劇団を退団して初めてのミュージカルでしたし。
稲垣:でも初共演のときに驚いたんですよ。宝塚でトップスターまでされていた方なのに、いまだにこんなに役や作品のことを考えるんだって。僕も真飛さんも人見知りで、稽古が始まってから2週間くらい、全然会話していなかったんですけど…。
真飛:たぶん「おはようございます」くらいですよね。
稲垣:そんななか、ある日芝居のことを相談されて、すごく真面目な方なんだなと思ったし、本当にお芝居が好きな方なんだなというのが伝わってきたんですよね。真飛:あのとき、私が役のことで悩んでいるのに気づいて、吾郎さん、わざわざ連絡をくださって、じっくり話す機会をもうけてくださいましたよね。
稲垣:あの当時はグループの仕事が忙しくて、稽古場にあまりいられなかったから…。