くらし情報『限定の鳥獣戯画グッズも! 教科書で見た、国宝の日本絵巻が集まるゴージャスな展覧会』

2023年10月22日 09:00

限定の鳥獣戯画グッズも! 教科書で見た、国宝の日本絵巻が集まるゴージャスな展覧会

土屋さんやまと絵は、日本の美術史のなかでメインストリームとも呼ぶべき主題。やまと絵の歴史を見ることは、日本美術の歴史そのものを追うことになります。今回は、平安から室町時代までに限ってご紹介しているので、密度の濃い内容になっています。日本美術全集や教科書で見るようなものがほぼそろう、夢のような展覧会です。

やまと絵の歴史をざっくり

限定の鳥獣戯画グッズも! 教科書で見た、国宝の日本絵巻が集まるゴージャスな展覧会


特別展「やまと絵 ―受け継がれる王朝の美―」展示風景より、手前は国宝《山水屛風》鎌倉時代・13世紀京都・神護寺所蔵展示期間:10月11日(水)~11月5日(日)

では、見どころをピックアップしてご紹介。

最初の「序章伝統と革新―やまと絵の変遷―」では、やまと絵の歴史をざっくりと捉え、屛風作品を中心に展示されています。ここでの必見作は、現存最古のやまと絵屛風といわれる国宝《山水屛風》(京都・神護寺蔵)。美しい山の景色のなかに、日本の貴族や庶民の営みなどが描かれている作品です。


この章では、室町時代に描かれた重要文化財《浜松図屛風》(東京国立博物館蔵)も展示。金銀の色彩を使って浜辺と松の絵を描いたダイナミックな作品で、先述の国宝《山水屛風》と比べてみると、やまと絵が時代とともに変化したことがわかります。

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