くらし情報『限定の鳥獣戯画グッズも! 教科書で見た、国宝の日本絵巻が集まるゴージャスな展覧会』

限定の鳥獣戯画グッズも! 教科書で見た、国宝の日本絵巻が集まるゴージャスな展覧会

日本絵巻の最高傑作が登場!

限定の鳥獣戯画グッズも! 教科書で見た、国宝の日本絵巻が集まるゴージャスな展覧会


特別展「やまと絵 ―受け継がれる王朝の美―」展示風景より、国宝《鳥獣戯画》甲巻平安~鎌倉時代・12~13世紀京都・高山寺所蔵展示期間:10月11日(水)~22日(日)

続く「第1章やまと絵の成立―平安時代―」では、平安時代末に制作された「四大絵巻」が登場!

四大絵巻とは、《源氏物語絵巻》、《信貴山(しぎさん)縁起絵巻》、《伴大納言(ばんだいなごん)絵巻》、《鳥獣戯画》のことで、すべて国宝に指定されています。

国宝《源氏物語絵巻》は、愛知・徳川美術館と東京・五島美術館が所蔵。紫式部の「源氏物語」を絵にしたもので、12世紀前半に制作されました。王朝貴族の雅な暮らしが伝わる美しい絵巻物です。

国宝《信貴山縁起絵巻》は、平安時代末期作。奈良の信貴山朝護孫子寺が所蔵するもので、信貴山に毘沙門天をまつった僧、命蓮(みょうれん)の奇跡のストーリーを描いた絵巻です。米俵が空を飛んだり、村人たちの動きや表情がユーモラスに描かれていたりして、細部まで楽しめます。

東京・出光美術館が所蔵する国宝《伴大納言絵巻》も、平安時代末期作。
866年に起きた応天門の放火事件をめぐる物語を描いたもので、応天門が炎上する場面や、火事場に集まってくる人々の姿などが生き生きと描かれています。

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