2023年劇場公開された話題の12作品をプレイバック! 識者が注目ポイントを解説
(ビニールタッキーさん)
ディズニーが携わる2つの作品は、ともに大健闘。
「’89年の『リトル・マーメイド』は、ディズニーの第2黄金期を作り出した最初のミュージカル映画。今回の実写版の興行収入は33億円を超え、不朽の物語と楽曲の魅力を改めて実感。ピクサーの『マイ・エレメント』は国内外問わず、じわじわと人気を集めて大ヒットに」(よしひろさん)
「ロミオとジュリエット的な話ながら、韓国の移民2世である監督の実体験を元にした普遍的な共感を呼ぶ話に。物語を補強する素晴らしい美的センスとCGのクオリティは、さすがピクサーです」(ビニールタッキーさん)
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』はアカデミー賞で7部門を受賞。
「日本では受賞直後に上映された流れもあり話題に。キー・ホイ・クァンの返り咲きなど感動的な物語もあり、よかったねという気持ちに」(ビニールタッキーさん)
「作品の面白さはもちろん、ミシェル・ヨーという“アジア”といわれるカテゴリーで長く活躍し、地位を確立した俳優が、60歳を過ぎてもこれまでやってこなかったような作品に挑戦していることにも心打たれます」(映画ライター・新谷里映さん)