鈴村健一、今年の『AD-LIVE』は「とても面白いなと感じています」。
ーー『AD-LIVE』が長く愛されていることを実感した瞬間はありますか?
鈴村さんたくさんの同業者の方々が『AD-LIVE』の存在を知ってくださっているんです。今回、新しくオファーをして、大阪公演に出演してくれた武内駿輔くんも「知っています」と言ってくれて。昔は「アドリブという舞台があって、即興劇なんだけど……」と、ひとつひとつ説明をしていたんです。最近はそういうことをしなくても「お噂はかねがね」という感じになっていて。うれしく思っています。
意外なのは、辻親八さん、山寺宏一さん、中博史さんなど、ベテランの方々が観てくださっていること。「観たよ、鈴村」「あれどうやっているの?」「ザ・演劇だな」と、興味を持ってものすごく褒めてくださって。力になっています。
山寺さんには「やっているね~、『AD-LIVE』」と声を掛けられて。「山さん、出てくださいよ」と返したら、笑顔で「やだよ」って言われちゃいましたが、いつの日か出ていただきたいです。今でもなんとか説得できないかと、虎視眈々と狙っています(笑)。
ーーこれまでの公演で、もっとも印象に残っている出演者の化学反応は?
鈴村さんやっぱりそうかと思ったのが、木村昴くんと杉田智和くんの公演(『AD-LIVE 2021』)