鈴村健一、今年の『AD-LIVE』は「とても面白いなと感じています」。
です。杉田くんがどこまでも自分の世界で行くと思ってはいましたが、ここまで行くかと。杉田智和にしかできないことをやって、ステージから帰ってきました。
木村昴くんは自分の劇団を持っているほど、ザ・演劇なところを持っている方です。でも杉田くんには演劇的なセオリーがほぼほぼ通じなくて。ものすごく疲れた様子でステージから帰ってきました(笑)。杉田くんはさっぱりした表情で帰ってきましたが。
想定はしていましたが、それ以上にすごかったです。
もし次回、杉田くんに出てもらえるなら、どのような方とやっていただけるんだろう。木村くんは、正統派の演劇脳を持っている方との組み合わせも観てみたいなと。いろんな想いがよぎる公演でした。
ーー最後に、これからの『AD-LIVE』で実現したいことを教えてください。
鈴村さん専用の劇場を設置して、常時公演ができる状況を作ったり、一般の方々から舞台の参加者を募集しても面白いと思っています。僕が20代の頃は小劇場ブームで、日本中に小劇場があり、たくさんの舞台を観ました。そのなかで僕がもっとも感動したのが、美術館を劇場にした演劇でした。
複数階ある美術館を貸し切って作られていて、まずは1階でドラマが起きるんです。