カジュアルな場面や親しい間柄で、予定を変更したい場合などに使う「リスケ」。では、実際にどのように使えばいいのでしょうか。今回は「リスケ」をする際の注意点、例文などを含めた「実用編」をご紹介。今さら聞けない身近なマナーを、秘書歴15年でマナーに詳しい、能美黎子さんが説明します。
リスケ、キャンセルをする際のビジネスマナー【実用編】
【元社長秘書のマナー講座】vol. 10
前回は、「リスケ」の意味や使い方についての「基本編」をご紹介しました。リスケは、カジュアルな場面や親しい間柄で予定を変更したい場合などに使うのが基本です。では、実際にどのように使えばいいのでしょうか。今回は、リスケをする際のマナーや注意点、例文などを含めた「実用編」を解説していきます。
1.実用編使用する際の注意点
ビジネス用語として使う場合、予定の前倒しではなく、予定が延期になるケースで使われるのが一般的です。では、実際に使用する際の注意点を見ていきましょう。
取引先や目上の人に対して「リスケ」は使用しない
同僚や部下、社内の親しい人に対して、「リスケをお願いします」「リスケさせてください」と使用するのは基本的に問題ありません。