不動産会社の経営者が教える! 選んではいけない「修繕積立金が不足するマンションの特徴」3選
を作成することが義務付けられています。
この「長期修繕計画」をチェックすることで、その物件の管理組合が、いつどのような修繕工事を行ったか、将来的にどのような計画を立てているかなどを知ることができます。
購入を検討している物件がある方は、不動産仲介会社に依頼して、長期修繕計画や管理組合総会の議案書や議事録などを取り寄せましょう。
修繕積立金の残高をはじめ、滞納率などが確認できます。また、管理組合がどのような活動をしているかもわかるので参考になると思います。
NG3「万年理事長」がいる物件
修繕積立金と無関係に思えるかもしれませんが、「万年理事長」のいる物件はおすすめできません。
理事長とは、管理組合で結成する理事会(マンション住民の代表としてマンションの維持管理を行う)を取りまとめる代表のこと。
理事および理事長の任期は1~2年、輪番制で行われることがほとんどですが、まれに同じ人が数年にわたって理事長の座に就くことがあるのです。
そのような人は「万年理事長」と呼ばれます。
熱意がある立派な人物という場合もあるのですが、なかには管理会社と結託して私腹を肥やす人がいるため要注意なのです。