くらし情報『不動産会社の経営者が教える! 選んではいけない「修繕積立金が不足するマンションの特徴」3選』

不動産会社の経営者が教える! 選んではいけない「修繕積立金が不足するマンションの特徴」3選

より高く感じるかもしれませんが、長期的に支払う額が決まっていて、築年数に応じた価格の変動がない点は魅力といえそうです。

ただし、どちらの場合も建築資材や人件費などが高騰すると、過去に見積もっていた費用では足りず、修繕積立金が値上げされる可能性があることを心に留めておいてください。

修繕積立金の指標となるのは、国土交通省が定める「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」(※)です。1㎡あたり200円が適正額とされており、たとえば50㎡のマンションであれば約1万円ということになります。

マンションの規模、仕様、築年数などでも変わってきますが、ひとつの目安として参考にしてください。

NG2修繕積立金が適切に使われていない物件

中古マンションを購入する場合、修繕積立金の総額だけでなく、「いつ、いくらくらい、どのような修繕に」使われたかも、あわせて確認した方がいいでしょう。

たとえ残高が少なかったとしても、直近で大規模修繕をはじめ、屋上防水工事、排水管やエレベーターの交換など、大きな金額が動く修繕工事を行った可能性も。適切に使われているのであれば問題ありません。


管理組合は大規模修繕工事の時期や、工事項目ごとの修繕方法などをまとめた「長期修繕計画」

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