体格ブラザーズ「どんなときも食い続けてゴロゴロして、ジムにも通わず欲望のままに生きる」
捏造はいくらでもできるんだよ。でも痩せているやつを太らすのは嘘くせぇんだ。
ユウ:体の横をパテで埋めてデカくするわけにもいかないだろ。
リュウ:ただ、俺もまだ体格に憧れていない時代はあったよ。「細いラインがモテるんじゃないか」と思って、デビューして数年は着替えるときも腹を極力隠していた。腹なんて見せていじられたくないって思ったさ。ションベンくせぇよな。今は1秒でいいから服を脱がしてほしいよ。
ユウ:昔は青くさかったね。俺も肌の露出は極力控えて雰囲気をつくって、空気感を重んじるコントをつくり続け、その結果あえいであえいで。
リュウ:空気感に憧れて、いつまでもニン(※外見や人柄まで含めた「その人らしさ」のこと)に合ってないことをしてるやつを見ると思うよな。「一発、体見せりゃいいのによ」って。そうするとリミッターがぶっ壊れるから。
――最後に、読者へのメッセージをお願いします。
リュウ:やっぱり俺たちを見て思ってほしいよね。「あ、体格って活かせるんだ」って。
彼氏や旦那さん、お父さんの腹を見て「だらしない体だな」って思っている人もいるかもしれないけど、一つ見方を変えればとてつもない武器になるわけだからな。