親戚の前で公開説教… 30代妻が絶望した「義母に疎まれる理由」【後編】
それもあって、指摘されたときはかなり驚きましたが、“料理には厳しい方なのかも”と、無理やり自分を納得させました。
そのあと義母から買い物を頼まれたので、一人でスーパーへ向かうことに。お正月だからか、だいぶ品数が減っていて、頼まれていたものがすべて揃わなかったんです。仕方ないと思い、いったん家に戻ることにしました。
家に着いて事情を説明すると、今度は“買い物もまともにできないの?”と義母に叱られて…。しかも、親戚が大勢いるなか、まるでみんなに聞かせるように大きな声で言われました」
義実家で感じた孤独と屈辱
「義母に反論するわけにもいかず、私はただただ謝罪しました。夫も義父もその場にいましたが、見て見ぬふりをするだけで、救いの手を差し伸べようとはしません。そして義姉は、冷たい目でこちらを見ていました。
ほかにも親戚が大勢いるのに、誰も私の味方になろうとはせず、私は一人ぼっちの状態です。屈辱をおぼえるとともに孤独感でいっぱいになり、すぐにでも逃げ出したくなりました。
ようやく宴会が終わり、片付けを済ませたあと、夫に“悔しい”と訴えました。まるで自分の家族までも否定されたような気持ちになり、涙が止まらなくなったんです。