仁村紗和「いいコミュニケーションツールです」 現場に“駄菓子”を差し入れするワケ
でもどんな立ち位置でも、役者としてやるべきことは何も変わらないですから。由希という人物像にブレない軸を持ちつつ、みんなが気持ちよくお芝居ができるように風通しのいい現場になるといいと思っています。
――仁村さん、莉子さん、片山さん、渡邉さんの全員が、それぞれ初共演だそうで。コミュニケーションで大切にしていることは?
仁村:とくに肩肘張らずに、ありのままの私でいることと、もうひとつ大事にしているのが、おやつの差し入れをすること。寮の撮影をする時はテラスがあるので、駄菓子を毎日買ってそこに置いています。
――なぜ駄菓子を?
仁村:『真夏のシンデレラ』で共演した森七菜ちゃんが、それをしてくれていて、すごく楽しかったんです。高級フィナンシェでもいいけど、手を出すのに気を使われそうで。でも“おやつカルパス”ならパパッと3つぐらい取れるし、「これ懐かしいね」という会話も自然と生まれるので、いいコミュニケーションツールです。
――なるほど。4人集まると、撮影の合間も賑やかそうですね。
仁村:同世代ではないし、莉子ちゃんなんて8歳も年下だけど、初共演とは思えないぐらいの仲の良さ。5秒おきに話すテーマが変わるような、女子トークのテンポでしゃべり続けています。