仁村紗和「いいコミュニケーションツールです」 現場に“駄菓子”を差し入れするワケ
――先ほど撮影をしている時、仁村さんを中心に和やかな雰囲気で、笑いもあって楽しそうだったので、すごく腑に落ちました。ところで、芸能界に入るまではやりたいことがたくさんあったそうですね。
仁村:はい。動物が好きだから動物に関わる仕事に興味があったり、航空券の発券をスムーズにしてくれる空港のグランドスタッフさんに憧れたり。ずっとダンスを続けているんですが、ダンスで食べていけたらいいなとも思っていて、高校時代の進路希望には“ダンサー”と書いていました。体を使って表現するお芝居も、ダンスに通じるところはありますけど。
――芸能界入りしたのは、スカウトでしたね。
仁村:はい。
地元の大阪から代々木公園のフェスに遊びに行った高2の時に、原宿で。それを受けたのも、ダンスを活かせるかもしれないと思ったからでしたけど。
――怖さとかはなかったんですか。
仁村:若い時は、無敵モードがあったんです。今はもう無敵ではないですけど…(笑)。若ければ失敗しても許されるし、むしろいろんな失敗をしたほうがいいと思っていました。失うものが何もなくて、着の身着のまま大阪から上京して。…というのは嘘で、ぬいぐるみを全部持ってきたので、だいぶ大荷物でした(笑)。